2014/07/24

続・AudioBox1818VSLでギャフン → からの大逆転

先日、PresonusのAudioBox 1818VSLでノートPCにさしたら歪みまくりな音で使えないようタスケテー的な話の続きであります。

あれから、Presonusのカスタマーに英文で「歪みが酷いからどうにかしてくんろ」とビシバシ書いて送ったんですよ。
そしたら

「msinfoとうんにゃらかんにゃらのアプリつかって(名前失念)、そちらのPCの情報を送ってくれ」

との事。
やだなー、これで内部情報ととかひそかに集めてるエ〇画像の情報とかモレないかしらとひやひやしながら(んな情報は収集されないがなw)、送ってしばらく待つこと一週間。

「新しいドライバVer.1.3をアップデートしたからDLしてくれ」

とのお達し。

え、自分のサポート依頼がドライバアップデートのトリガーになったの?! (嬉々)

アップデート情報を見るとWin8.1まで対応になってるし!
なんだか自分の環境を狙い撃ちしてるが如くのアップデートでござる。
一応内部のファームウェアもアップデートされている模様であります。

ということで、Presonusの海外サイトを見れば判りはしますが、同様のお悩みでギャフンだった方、
特に、

Intel eXtensive Host Controler (通称:XHCI)で1818VSLがノイズだらけで涙目だった人

は、要チェックでござる。↓
http://www.presonus.com/support

ともあれ懸念のノイズ問題はクリアされているであります。これでダメだったら別のところが原因ですやね。
とりあえずPrsonusには感謝感謝。今度ジャンバラヤ作ろうw



ところで別件でお悩みどころがあったのがあっさり解決したのでついでに駄文。
Presonusのこの手のオーディオインターフェースは、VSLというチャンネル単位にDSPエフェクトを掛けられるシステムが内蔵されているのですが、

あれ、DAWへ回して掛け録りできないんだっけ?(;囚;)

とワタワタしてたら解決方法発見。

VSLアプリを立ち上げる → FatChannelで設定する → POSTボタン押す

このPOSTボタンが大事。
多分POST FatChannel to DAW的な略なんでしょうがちょぃと判りづらい。

音の流れとしては

ソースIN → VSLアプリのFatChannel → DAW → VSLアプリのDAWOUT → OUT

と言った感じ。

利用に際していくつかポイントがあって
・FatChannelとして使えるエフェクトは
 ・ハイパスフィルター
 ・ノイズゲート
 ・コンプ/リミッター
 ・パラメトリックイコライザー(Low・Mid・High)

・リバーブとかの空間系は前がけ不可。かけるならDAWで処理するか、後がけしながら出力するか。
・ ソースINは、SPDIFとAーDAT使って最大18chそれぞれに前がけできる
・OUTの後がけエフェクトに対しては、本体の8chのみにしか使えない。
・ ↑つまりはAーDAT出力分の8chにはVSLアプリ使って後がけで使えない

といったところ。もはや持ってる人にしかわからないネタ&備忘録代わりですなw
これとiPadのAudioBoxアプリ併用すれば、リモートコントロールできるミキサーが出来るやんね。
レイテンシーさえつめられればイケるのではなかろうか?

ということで、先のイベントのために色々いじくっているこの頃であります。


・・・つか、このドライバ出るんだったら別のインターフェース買う必要なかったやんね、Steinberg UR824ヤフオクでポチッちゃったやん(;囚;)

2014/07/15

ノートPC購入! しかし1818VSLでギャフン(;囚;)

先日某処で打ち込み研究会なぞというものをやりまして、特にiPadを使ってAuriaとかで同期再生する方法など情報交換して良い時を過ごしましたとな。

その際に来た方がノートPC用いつつで色々オサレことをやってて、あぁいいなぁと。
あたくしは、打ち込みモロモロは自宅のPCで処理して、同期などはwavにしてiPadにつっこんでるという形。
使ってるものはオサレでも、やってることは比較的原始的ですわな。MTRがiPadになっただけで。
ということで、可搬性と拡張性の高いノートPCは便利そうですなぁと。よって、

コレは買うしかない!(・囚・#)フンヌー

で、たまたま行ったお店(今回はハードオフではないw)で物色してみたところ、しっかり店員さんに捕まるとw

( ・囚・)「スペック高くてフルHD以上で安いのないすかね、光学メディアドライブはなくてもええですお」

逆に店員さんを二人捕まえて(アリジゴクかいなw)侃侃諤諤議論の上コレになりますた。

HPのENVY 15。一応インテルCorei7入ってるデルモでありまする。6.5マソ弱?
デスクトップのSSD慣れしているせいか、ときたまカクつくのが気になるところなんですが、最近のノートPCはすごいですな。タッチパネル標準装備とかタブレット端末みたい。
でもWin8、おまえはダメだ(゚д゚)
Win8.1にアプデしたらちょっとは使いやすくはなりましたがw

でで、ちょっと先に機材フル持ち込みでのセッション大会をやる予定なので、この子使って面白いこと出来ないかなと画策してるのですが・・・

(゜囚゜)ピコーン! 多チャンネル一発録音すればええやん!

演奏するよりも録音作業が好きな当方としては千載一遇のチャンス!
ということで、 なかなか出る幕の無かったオレンジ箱を引っ張り出してくるの巻。


コレなによ、ということなんですが、内訳は
・Presonus AudioBox 1818VSL
・Presonus DIGIMAX FS
・その他色々

1818VSLはUSBのオーディオインターフェースで、最大18チャンネルのin/outがついてるのにあらお安いわね的な要素と、なんといっても、

USBクラスコンプライアント対応!

というアレです。iPadやiPhoneに挿せるという必殺技のアレです。
ただし、カメラコネクションキット併用じゃないとアレとか、iPadの充電ができないからにんともかんともorz

DIGIMAX FSはADATの8/8のin/outが出来るA/D D/Aコンバータですな。
96kHzなら4/4のin/outですが、そこまで必要はないですやねw

備忘録的に書いておきますが、実はデジタルオーディオモノって内部クロックが個体ごとにビミョーに違うので、微細な差が原因で時々ピシーッとかノイズが入ると。
なので、ADATの光ケーブルなり、ワードクロックのBNCケーブルなりで相互接続して、なにかしかの個体をマスターにして、クロックを揃えないとあかんと。一昔前のMIDIのMTCだっけ?のクロック揃えみたいな感じですな。

1818VSLはワードクロックアウトがあるので、こやつをマスターにして、DIGIMAXを受け手(スレーブ)にしとけばとりあえずコトは足りるとな。
業務用的な高級機種なら、んなもん無くても追随できるくらいのハイクロックな裏処理をしているそうですが、安さ追求の身としてはそんなものは眼中にはなく、手持ちの武器で何とか頑張りませうと!

でで、去年買った時の試験運転は当自作PC(Win7)で快適快適。CPU速度も潤沢なので、VSL機能(CPUをDSP的に使ってコンプやゲート・モロモロエフェクトも使えるミキサーも良い感じで発動してくれる機能)も良いし、値段の割には言うことなしと。



ついでにこれらがiPadからでも操作できるというね(同一ネットワーク内の縛りはありますが)。

これがノートPC経由で発動できるぜいヤホーイ!
これで16ch同時録音が我が手に!

とドライバモロモロインスコして、USB端子にプスッ。あっさり認識。

ところがどっこい、1818VSLにマイク刺して音出してみると・・・

マイク経由ヘッドフォン : わ゛~れ゛~わ゛~れ゛~わ゛~

?!

まったくもっての音割れであると。
ゲイン高すぎたかなと思いき、そんなことないと。
故障かなと別チャンネルでも同様。ADAT経由のDIGIMAXでも同じくして。
少なくともワードクロックあたりのが原因ではないことは確定。

斯くしてあわーい夢が脆くも崩れ去ったのでした(;囚;)ウゥ



で、原因発覚。

http://presonus.zendesk.com/entries/21526164-Is-my-AudioBox-VSL-compatible-with-USB-3-0-



これらを端的にまとめると以下の通り
・1818VSLはUSB3.0のホストコントローラーによって相性があるお
・自分のPCのINTELのeXtensive Host Controler (通称:XHCI)ではデジタル歪みが発生するお
・回避するにはBIOS画面に行ってXHCIをオフにすると解決するお

よし、BIOS画面に飛んで(F10連打の再起動)オフにし・・・あれ?

そんな設定要素がないでござる(;囚;)詰んだお
斯くしてなんとか打開する方法がないかを模索なう。まさか今の時代になってもこんな相性問題で悩まされる時がやってくるなんて_| ̄|○

まだ買ったばかりだから返品でもいいんだけどなぁ、色々設定したのを白紙にするのもメンドイし、さてどうしましょかねぇ。

2014/06/17

アンプはアンプでも

もう夏ですな(゚д゚;)アチー

さて、Takソロ稲ソロいろいろあって忙しい中でもわくわくさんばりの工作は続いてますよと。

先日はキーボードを買って、ちょっとした練習は、ちっこいミキサーに刺してからのヘッドフォンで済ませてたのですが、ちょいと持出し用で低出力ワッテージで色々入力できるアンプが欲しいなーと。

ところが意外とないのよね(゚д゚)タカイシ

RolandのCube Streetなんてちょうど今回のターゲットとしてはドンズバなんですが、初代はもってるけど出力が小さいのがちょっとネ(5W+5W)。
最近でたCube Street EXは何でも使えてまさにコレな!な感じだけど、5~6マソとか良いお値段。

なので、ありあわせの端材を使って、いや、普通に使えるんだけど、意外と使いどころがないものをニコイチ・サンコイチにしてしまおうというのが今回のテーマ。

ということで今回の被害者はコレ



もともとはむかーしのRolandのギターアンプのキャビネットだったこの子。
最近までBlackstarの5Wヘッド用のキャビとしてつかってたんですが、色々微妙なのでターゲットにw
ということで、バックパネルに穴開けたり、進呈したつもりがご返却されてきた4chミキサーやら、
楽天ポイントでゲットできた40Wくらい出力できるデジタルアンプやらを埋め込んでワイヤリング。
ノイズ対策としてアルミ箔シールディングとか必要かなーと思ったら、わりかしノイズレスヤッホイなのでこのままバッコンと。ローインピ様様ですな。






問題は各所電圧がバラバラ。
・アンプ 12~14V
・ミキサー 9V
・その他 5V

全部パラバラに電源取るので3本電源線出すのもかっこ悪いので統一させたいところ。
なのでアンプのDC電源が3.8Aまで出せるので、まとめて分配しても大丈夫でしょうということで、
アンプの電源から分岐してレギュレータ回路作ってそちらに回して電圧を落として再分配。

オームの法則発動で手っ取り早く抵抗挟んで分配処理しても良いんでしょうけど、電流値一定じゃないですからそういうわけにもいかんところが難しい。知ってて損はないけど中学理科のみでやっつけられるわけにもいかないところがムズカシイところですな。

最終的にはパテで隙間埋め埋めしたり、再塗装したりでちょっとはサマになる感じになったかなと。
ついでに持ち手もなかったので100均で売ってたベルトを持ち手として切って貼ってねじ込むとw
で、完成形がコレ



表面は一緒ですな。
スペック的には
・20W + 20W のステレオ仕様
・4chミキサー内臓
・(一応)ゲイン上げられるからマイクも刺さる(Phantom48Vは使えまへん)
・アウトプットもあるので、でかい音鳴らしたいなら自分用モニターで使ってPA卓にも回せる!
・実はbluetoothオーディオユニットもついてるのでワイヤレスで音が鳴らせるのがミソ。
・↑はA2DPはもちろんAACとaptXも対応

うん、便利だ。
これで出来ることなら、マイク用キャノン端子2コくらいくっつけーの、バッテリー駆動まで出来れば完璧。そこまで加工しようかどうしようか迷いどころ。さし当たっては現状のままで活用しましょ。

ってか、マルチエフェクター使うならこれギターアンプ代わりでもイケるやんね(゚д゚)ナンテコッタMarshallドウスルヨ


そもそものギターがインピーダンスがでかいがために普通のキーボードアンプやオーディオアンプに刺せないというのが、ギターアンプをガラパゴスさせてる理由のようにも。
もっともかっこいい歪み方したり、綺麗なクリーントーンが出せるプリアンプが入っているからこそのアンプとはいえ、可搬性の問題とか考えると、マルチ一つあればいいやんということになってしまうと。
そういう点で、ギターの音というのは再現性という点で他の楽器に比べるとホント分が悪い。
プリ部をアンプヘッドに頼るとなると尚更。

そういうところを突き詰める一つの答えがこういうアンプになってしまうのかなーという気も少々。
まぁプリ部のアンプをペダル型のものにしてしまえば万事解決なんですがねw
でも個人的なベストは、ヘッドアンプの形しててステレオLINE入力が対応できる歪み率の低いパワーアンプなんですがねw
やっぱりヘッドとキャビネットがスタックしているのってワクワクしますもんなぁ(・囚・)